◆商品説明

インド洋マスカレン諸島に位置するイギリス連邦加盟国の島国モーリシャス。場所はマダガスカル、レユニオン島の隣です。

モーリシャスは、もともとは無人島。

１０世紀　アラブ人

１５世紀　マレー人

１６世紀　ポルトガル人

１７世紀　オランダ植民地

１８世紀　フランス植民地

１９世紀　イギリス植民地

２０世紀　独立

モーリシャスは、インド商人の貿易中継地になっていたためインド系住民が過半数を占める。1968年にイギリスより独立。従来サトウキビ栽培を主とする農業に依存していたが、独立後は観光業と繊維産業の発展により、堅実は経済成長を遂げている。多民族国家であるが、その多様性を利用して積極外交を展開し成功。インド、欧州、アラブ諸国と太い経済関係を構築し、アフリカ諸国では一、二を争うほどの豊かさを誇る。周囲を珊瑚礁に囲まれる島で構成され、気候は温暖湿潤。モーリシャス島は火山島だが、全体的に標高が低く、最高峰でも828メートルしかない。コーヒーの歴史は古く、内陸県の中にはモカという県もある。1721年にブルボン島（現レユニオン島）から持ち込まれる。1765年に本格的なコーヒー栽培がスタート。1767年にコーヒー栽培を非合法化し、穀物と畜産を奨励。1776年病気が蔓延し、大打撃を受ける。1817年モカ県で160トンを生産。1824年に直撃したサイクロンがコーヒー産業を衰退させ、サトウキビ栽培へと切り替わっていった。1830年には10分の1の17トンにまで激減。現在コーヒーは島西部のブラックリバー県シャマレル村でわずかに栽培されている程度で、地元で消費されている。栽培品種はジャワ島から持ち込まれたアラビカ種である。

◆SPEC