キンタマーニ高原のナチュラル・プロセス。ストレートではかなりクセがありますが、ブレンドにすると威力を発揮するでしょう。パナマのチェリーテロワールがお好きな方にはピッタリ!だと思います。私は好きな味です。2ハゼが終わるぐらいまでひっぱると、ドライフルーツ系の味わいに。イケてます! 酸味:〇 甘味:◎ コク:◎ 元祖ワイニーです。独特の濃厚なフルーティーな甘味とコクは賛否両論ですがハマる方はハマります。
キンタマーニ高原のコーヒー農家は、スバックアビアンという、耕地の所有・管理に関する水利組合に加入しています。この組合は小さなもので40-80家族 で形成されています。村ごとにあるといったかんじでしょうか。スバックアビアンは単なる農業組合というだけでなく、宗教的な組合組織という役割を果たして います。バリ島のほとんどの人々が信奉しているバリ・ヒンドゥー教。その哲学は、「トゥリ・ヒタ・カルナ」と呼ばれ、人間と神様、人間と自然環境、人間と 人間という3つの関係性のバランスを保つことの大切さを説いています。目には見えない神様に、生まれ住む地球に、同じ人間同士に対して感謝の念を忘れるこ となく常に相手を敬う大切さは、私たち現代人が忘れかけている大事なものです。見習いましょう。
| 品名 | トゥリ・ヒタ・カルナ オーガニック・ナチュラル |
| 生産国 | インドネシア |
| 地域 | キンタマーニ高原 |
| 生産者 | キンタマーニ高原のスバックアビアンズ(小農家の組合のような団体)がつくったコーヒー |
| クロップ | 2012 |
| 規格 | スペシャルプレパレーション |
| 欠点規格 | N/A |
| スクリーン | スクリーン16アップ |
| 木の品種 | S795、USDA762、カチモール、ブルボン |
| その他 | 2008年コントロールユニオンによりオーガニック認証、エリスリナ・アルビジア・タンジェリン・オレンジなどによるシェードツリー、標高1200-1600メートル、 |
| 精製方法 | ナチュラル |
| 開花時期 | 9月-10月 |
| 収穫時期 | 5月-9月 |
| 船積時期 | 2013年2月 |
| 保管方法 | 定温倉庫 |
| ロットナンバー | 015/1397/11102 |
| AROMA | 8.5 |
| ACIDITY | 8.5 |
| BODY | 8.0 |
| FLAVOUR | 8.5 |
| AFTERTASTE | 8.0 |
| OVERALL | 91.5 |
| CUPPER POINTS | -8.0 |
| FINAL SCORE | 83.5 |
カップによってかなり差がある。良いカップはグアバ、チェリー、ダークチョコ、杉の香、ジューシーな酸味、軽いシロップの様なマウスフィール、チョコレートのような余韻。悪いカップはゴムのようで酸っぱく、渋い。 |
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