ドミニカの定番、ヌエボ・ムンド農園のカツーラ
ドミニカコーヒー伝説
ドミニカのコーヒーにはこんな伝説があります。1720年、フランス人、 ガブリエル・ド・クリューが、マルティニーク島へコーヒーを持ち込むため、大西洋を航海中のこと。ベタ凪が何日も続き、船が大海原に取り残されたそうで す。食料や水もだんだん底を着き始め、せっかく持ち込んだコーヒーの苗も萎れてくると、ガブリエルは自分の最後の水をそのコーヒーに与えました。すると、 今までの凪が嘘のように風が吹き始め、帆が膨らみ、ついにマルティニーク島へ、最後の1本のコーヒーの苗とともに上陸。それが、カリブに渡ったティピカの 始まり。さらに数年後の1735年、ドミニカに持ち込まれたそうです。
ドミニカコーヒー生産地現在、ドミニカには7地域でコーヒーが栽培されています。
1)ノロエステ地区
2)シバオ地区
3)シエラオクシデンタル地区
4)シエラセントラル地区
5)シエラスール地区
6)ネイバ地区
7)バラオナ地区
| 品名 | ヌエボ・ムンド カツーラ |
| 生産国 | ドミニカ |
| 地域 | 中央山脈ラ・ヴェガ州フンカリート、アロヨ・ボニート |
| 生産者 | ヌエボ・ムンド農園 農園主:アルフレッド・ディアス氏 |
| クロップ | 2011/2012 |
| 規格 | AA |
| 欠点規格 | 0-6/300g |
| スクリーン | スクリーン16アップ |
| 木の品種 | カツーラ |
| その他 | 100%天日乾燥、標高:1,400m-1,500m、シェードツリー、年間降雨量:1,800㎜、土壌:ライムストーン |
| 精製方法 | フルウォッシュド |
| 開花時期 | 4月 |
| 収穫時期 | 1月-6月 |
| 船積時期 | 2012年10月 |
| 保管方法 | 定温倉庫 |
| ロットナンバー | 07/1169/01 |
| AROMA | 8.5 |
| ACIDITY | 7.5 |
| BODY | 8.0 |
| FLAVOUR | 8.0 |
| AFTERTASTE | 7.5 |
| ADD | 50 |
| FINAL SCORE | 89.5 |
柔らかな甘い香り。バニラ、オレンジ、ブラウンシュガー、ユリの花を想像させるアロマ。柔らかい酸味にとろみのある口当たり。甘さの残るあと味。 |
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