サンタマウラ大農園の中でマラゴジーペのみを栽培する小農園ラ・ラグーナ。
サンタマウラ大農園では様々な種類のコーヒーを栽培していますが、今回はその中のラ・ラグーナ農園のマラゴジーペをご紹介します。マラゴジーペ(その粒の大きさからエレファント・コーヒーと呼ばれている)はアラビカ種のコーヒーで、1870年にブラジルのバイーア付近の地域で自然の中から発見されました。しかし、その滑らかさと柔らかなビロードを思わせる最高品質のマラゴジーペを生産しているのは中央アメリカ、特にニカラグアのみです。そのニカラグア北中部のヒノテガ県から27キロの山間にあるこの農園は、周囲を谷や数多くの渓流で囲まれ、ニカラグアが誇る多種多様な植生物を観賞することができます。世界に二つとないこの自然の楽園は、学生や科学者、国内および海外の来訪者たちに大変喜ばれています。ここはニカラグアでも最も古い農園のひとつで100年以上の歴史を誇っています。また、年間を通して8カ月間ほどの雨季と18~23度という安定した気候がコーヒー栽培に非常に適しています。ニカラグア国内の他の地域同様、この農園でもコーヒーはシェードツリーの下で栽培され、柑橘類やバナナ、カカオといった植物と一緒に栽培されているためコーヒーに特徴的なアロマや風味を与えてくれます。サンタマウラ大農園では、40ヘクタールの小さな農園ごとに大事にスペシャルティコーヒーを栽培しています。収穫時期には1000人以上がコーヒー手摘みをするためにここで働きます。約1000ヘクタールの規模を持つサンタマウラ大農園はその内の420ヘクタールほどをコーヒー栽培に使用し、その他は牧場や農園として使用しています。またここで働く家族の子供たちが通学できる学校や家族が無料で利用できる小さな病院も農園内にあります。こういったここで働く労働者たちへの配慮も、サンタマウラ大農園からコーヒーを輸入する弊社との取引の一部に含まれています。ですから、お客様が愉しまれる一杯のコーヒーもコーヒー農園で働く方々にしっかりと還元されているのです。サンタマウラ大農園は是非皆さまにも訪れて頂きたい素晴らしい自然の楽園です。
品名 | ラグーナ マラゴジッぺ |
生産国 | ニカラグア |
地域 | ヒノテガ |
生産者 | ラグーナ農園 |
クロップ | 2011/2012 |
規格 | SHG |
欠点規格 | 0-5/300g |
スクリーン | スクリーン19アップ |
木の品種 | マラゴジッペ |
その他 | 農園主:ホルへ・チャべス、標高1,050-1,350メートル、グレインプロ梱包、 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 2011年6月 |
収穫時期 | 2011年12月-2012年5月 |
船積時期 | 2012年4月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 17/105/12051 |