ようやく今回の目的であるウマズラ(ティムティム・ロングベリー)を栽培している農家へ連れて行ってもらいました。道端にはいたるところでパーチメントを乾燥させてます。こういった小農家が軒先で栽培したものを収穫して、手動パルパーでゴリゴリと赤実を取って乾かします。そこへ仲買人が買いきます。アチェ州では市場が立たないので仲買人が買いに来ますが、北スマトラ州ではトバ湖周辺のリントンニフタ、シボロンボロンやシディカランなどに市場が立つので、そこへ農家の人が持ち込んで売ります。
案内された農家の向かいに人が集まっているので、何か?と聞くと、割礼式のお祝いだそうな。
ティムティムを栽培しているこの農家は、オランダ人の農園を引き継いだそうで、この辺りでは大きく5ヘクタールの農園を所有しています。とりあえず電動パルパーを家の隣にあります。この農園では全てがティムティムというわけではなく、アテン、ジュンベルやティピカ(ラスナ)も栽培していますが、アテンは5年ぐらいで実がつかなくなるとかで、別の品種に切り替えてました。
さて、このティムティム、見た目ですぐ分かる通り、チェリーからして長い。赤実を剥いてみてみると、写真のようになります。ティムティムはチモール原産の品種で、昔のティピカなんでしょうかね。酸味は強くなく、柔らかな味です。
「ウマズラ」は、豆面が馬の顔のように長いので、そう名づけました。オフィシャルな呼び名ではないので、念のため。