2020/03/24

マダガスカルのコウモリコーヒー

昨年末、10年振りにマダガスカルが入荷しました。マダガスカルはもともとインスタントコーヒー用のロブスタが主体でしたが近年ではアラビカ種が栽培されるようになり、さらにはレユニオン島発祥のブルボン・ポワントゥ(ポインテッド・ブルボン、リロイ、ラウリナとも呼ばれる)までも栽培されています。焙煎された豆は現地で約¥2,800/100gで販売されています(マダガスカルの平均月収は¥5,000前後)。さらにコウモリにチェリーを食べさせペッとさせることによってさ、さらに価格が吊り上がります。コスタリカでも同じようなコーヒー作ってましたね。コーヒーとコウモリがいるところは案外簡単に出来るのかもしれません。ジャック・ラマーラ氏は「コウモリがチェリーを食べている所を見て思いついた」との事。こういう人も案外あちこちにいるのかもしれません。「コウモリの消化液と外気が反応して独特の滑らかな風味が生まれます。酸味は弱いけど…」だそうです。主に地元の高級レストランやホテルに卸しています。2019/2020の収穫量は計2トン、2020/202120トンを目指しています。その内、アタカでも扱うかもしれません。

乞うご期待。

ただいきなり10倍の数量になるというのが気になりますが…。