2019/01/30

(NO.1143) トルコ紀行NO.4 小濱綱之

6日目、木更津のご夫婦は早朝にカッパドキアの気球乗りに出かけた。気球は以前事故があり日本人ツアーではほとんど日程に入っていないが、朝の時間帯に余裕があれば現地のオプションに参加できる。(一人約12,000円)前日、木更津の親方に一緒に「気球に乗りましょうよ!」と誘われたが、我々夫婦は今回のツアーで全く気球は考えていなかったのでお断りした。他の二組のご夫婦も気球に乗る意志はまったくなかった。

木更津の二人を除き朝食後、今日のカッパドキアの観光にホテルを出発しようとしたら、気球乗りの送迎バスがホテル前に到着し木更津のご夫婦が降りてきた。親方は「いやー、実によかったよー。上から見下ろす景色すごかった。一緒に乗ればよかったのに!」

奥さんに怖くなかったかと聞いたところ「昨日のキノコ岩の高台に登った場所より楽だったわ!」(パシャバーというキノコ岩が一面に立ち並ぶ奇岩観光地に高台があり、景色の良さそうな高台に登るために滑りやすい細い坂を登り、適当な場所に着くと足元が狭くがけ下に落ちそうな危ない場所がある)

今日の観光の合間にトルコ石店が日程に入っており店内でいろんなトルコ石の宝飾品を見学していたら後ろのほうで「うちのお父さん私のこと愛してないのかしら!」と囁くような声が聞こえた。

私は聞こえないふりをして他の場所に移動したら、あとで妻が「木更津のご主人がトルコ石を買う気がないので奥さんが私のことを愛してないのかしら!」って寂しがっていましたよ。

私は思わず大地真央のCM「そこに愛はあるんか? 信じられる愛はあるんか?」という文句が頭に浮かび新婚さんじゃあるまいし、ご主人も絨毯の二の舞はごめんなんだろうとご主人に同情した。

今回のツアーで唯一食事が付いてない今日の昼食、前日全員がガイド・ニハットにお任せした。ニハットの友人が営んでいるレストラン(高台にあり広いガラス越しに眺望良好)に案内され、羊のスペアリブやステーキなどボリューム満点で満足できるレストランだった。

更に食後のコーヒーが社長からサービスで振舞われ、社長とニハットさんへ御礼の言葉だけ返した。今日の観光日程が終了し早めにホテルへ戻って明朝チェックアウトの準備に取り掛かった。

7日目、洞窟ホテルからバスでカイセリ空港へそして最終目的地であるイスタンブールへ約1時間45分のフライト、イスタンブールに近づいたら機内の真下に黒海が見え、はるか遠くに目を向けても海また海、陸地が確認できないほど広いことがわかった。

 



2019年1月29日      小濱 綱之