2018/10/31

(NO.1130) 懐かしい! 小濱綱之

この時期、秋田の内陸は紅葉真っ盛りである。

秋田沿岸部は今年の台風で日本海の塩害の影響を受け例年に比べると鮮明さに欠けるようである。

私も10日前に家内と田沢湖へ紅葉見学と温泉目的でホテル天空田沢湖へ一泊で出かけた。

紅葉盛りの時期はホテルの空きがないため紅葉には早かったが、日に日に気温が下がる高原では翌朝起きたら明らかに昨日とは違う濃い紅葉の色合いを見せてくれたのには家内共々驚いた。

数年前にホテル天空を訪れたのは桜の季節、今回車で田沢湖一周とホテルの温泉・夕食に懐かしさを感じた。

 

さて、今年の4月からボーリングゲーム愛好者“ハイ・タッチ”というグループに加入、毎週水曜日ラウンド・ワンというボーリング場で15分間投げ放題の練習のあと本番3ゲームを行う同好会へ通っている。

24日(水)も午後約2時間ばかり楽しんで帰宅、家内が買い物に出掛け私は一人でコーヒーを淹れ飲んでいたら、16時半ごろ突然「ブルルルルー、ブルルルルー・・・」と固定電話の大きな呼び出し音が鳴りビックリしながら(月に何度も掛かってこない固定電話、しかもセールスなど嫌な電話ばかりという先入観がある)恐る恐る受話器を取り「モシモシ」と出たら「○○です!」一瞬、あれ?どこの○○だっけと思ったがすぐ懐かしの友だとわかり「いやー、久しぶりー、どうしたのー、いまどこにいるのー?」「今日、大型客船MSCスプレンディダで友人と秋田に来ているんだ!」と聞き驚いた。

大型客船が秋田港に寄港することは知っていたが、まさか友が乗船し秋田へ来ているとは思いもしなかった。

聞けば日中は角館武家屋敷と抱返り渓谷を観光し、いま船のなかにいるという、そしてスプレンディダは長さが333mもある超大型豪華客船であることを聞き、いま秋田で話題になっている陸上自衛隊新屋演習場へのイージス・アショアー配備予定案の距離が演習場から新屋住宅地まで300mなのに客船がそれ以上の長さであることにあらためて新屋住民の不安はいかばかりか推し量ることができた。

秋田市出航時間を聞いたら17時半ごろで秋田港へ車で会いに行っても出航時刻には間に合うが大型客船の場合、簡単に船内から出たり入ったりできないため残念だが会いに行くのを諦めた。

事前に連絡くれれば自分の車で観光案内のまねごとぐらいできたのにと思ったが、友人と一緒ということで気を遣ったのだろうと勝手に解釈した。


実はSMCスプレンディダは来月2日にも秋田港に寄港する予定をしており、秋田県でスプレンディダの船内見学を募集、私ども夫婦も10月初め県に申し込みをしていた。

友から電話を受け県の担当部課へ照会したら「船内見学会に参加できるかたへは事前に通知しておりますので、ご案内が届いていない方は今回の抽選に当選しなかったとご理解ください」(ほんとに厳正なる抽選したのか、コネが優先だったんじゃないの)と反論したかったが、いつかまた機会があるだろうと諦めた。

一度乗船してみたい大型客船のひとつなので、友に先を越されたような気分だった。
 

今日29日、秋田市は風の強い今にも雨が降りそうな悪天候のなか、家内と一緒に世界的に活躍する日本画家千住博の千住博展を秋田市立千秋美術館と秋田県立美術館の二館へ訪れた。

今回、高野山金剛峯寺の大主殿に納める新たな襖絵(断崖図)と(瀧図)が製作され、本展は千住が画業40余年の集大成と位置づける渾身の襖絵44画を奉納するに先駆けて紹介したものである。

私は絵にも詳しくはないが、日本画を鑑賞していると心が落ち着くような気がした。

千住博展を鑑賞したあと、秋田県立美術館にある藤田嗣治の(秋田の行事)縦3.6m横20mの大型キャンパスを5年ぶりに鑑賞し懐かしさを感じつつ美術館をあとにした。

 

2018年10月31日   小濱綱之