2018/10/10

(NO.1129) 三つ子の魂百まで! 小濱綱之

三つ子の魂百まで!

 

「佐竹知事(秋田県知事)ご乱心」という記事が出てもおかしくない発言に秋田県民は不信感をいだいている。

ことの発端は政府が秋田県と山口県にイージス・アショアー(地上イージス)を配備する案について、秋田県議会などでの議論で佐竹知事の答弁が一貫性を欠き、感情的になり質疑の本筋から外れる場面が目立ったことである。

例えば、野党議員から「政治生命を懸けて国と対峙してほしい」と求められたことに対し、佐竹知事は「この程度のことで政治生命とか大げさなことは考えていない」、「県選出の与党国会議員(5人)全員が賛成する中で私に是非の判断を投げられても困る」また与党国会議員に対し「ガタガタ言うと選挙で落とすぞ」と怒鳴る一幕もあった。

そして県の人口減少を続ける要因を「閉鎖的な県民性にある」と述べ、イージス・アショアーの配備計画を容認するよう県民に迫っている。

いずれにしろ、イージス・アショアー配備計画に伴い、佐竹知事は与野党の県会議員ならびに国会議員に批判の目を向けられている。

本人は「少し乱暴かもしれないが、私の性格上。議論を喚起したいという思いだ」と述べ、放言には当たらないとの認識を示した。

今日、コーヒーを嗜みながら囲碁教室のクラスメイトに今回の佐竹知事の問題発言について聞いてみたら、「無責任ではないか」「県民の立場で考えられないなら知事を辞任すべきだ」「ケツまくるぐらいなら知事を辞めろ」「原点に返ってイージス・アショアー配備が必要なら県民を説得すべきだろう。また配備場所の近隣住民に負担が及ぶようなら国に直訴すべきだろう」「とにかく今の知事では決断できない」・・・

沖縄の基地問題同様、秋田県民も賛否両論意見が分かれている。

聞くところによるとそもそもイージス・アショアー配備は米国が中国・ロシアに対し抑止力を強化するために日本を利用している。

また、北朝鮮が米国に対し核ミサイルなどを発射した場合に日本国内で防御させたい。

はたして日本にとってメリットがあるのか疑問ではあるが、私は不透明な北朝鮮の言動を考えると配備場所はともかくとしてイージス・アショアーの配備は必要であると思っている。

配備計画で秋田県が最適な場所であると政府は判断しているが、秋田県民は未だ政府より納得のいく説明を受けていない。

電波障害などを含め近隣住民への安全かつ保障について丁寧な説明はいらないので分かり易い説明をお願いしたい。

最後に囲碁仲間が佐竹知事に対し言い残した言葉がある“三つ子の魂百まで!”幼いころの性格はいくつになっても変わらない。

 

2018年10月9日      小濱 綱之