2018/07/05

(NO.1113) 夢と期待!   小濱綱之

1日(日曜日)、31度の暑いさなか炎天下で野球の練習に励んでいる最中にチームメイトの林さん(70歳)が軽い熱中症にかかり一時練習を中断した。林さんは水分をこまめに取っていたが塩分を控えていたのか、なぜか熱中症の症状に日陰のベンチで横になり回復を待った。結果的に20分ぐらいで顔色もよくなり練習に復帰でき一同安心した。


さて、練習を中断中にサッカーワールドカップの話題となり日本対ポーランド戦の負け試合最後の10分間の日本代表選手の対応について賛否両論が飛び交った。

同時刻に他サッカー場で試合中のコロンビア対セネガル戦でコロンビアが1点入れ、このままセネガルの負けが決まればイエローカードの数で少ない日本代表選手が決勝トーナメント進出決定、西野新監督は苦肉の賭けに出て日本代表選手に攻撃させずボールをキープし続け絶対ポーランドにこれ以上点数を入れられないよう安全策を指示した。

西野新監督の策で決勝トーナメント進出が決まれば結果オーライで万々歳ではないかと同意する反面、ここは積極的にポーランドゴールを攻め同点に追いつき堂々と決勝進出を決めるべきではなかったかとロートル野球チームメイトのなかでも意見が分かれたが、いずれにしろ決勝トーナメント進出決定にチームメイト全員喜びを分かち合った。

決勝トーナメント一回戦は日本が3日午前3時から優勝候補ベルギーと対戦、チームメイトの働き組は「悪いけど仕事に差し支えるのでライブのテレビ観戦はできないので爆睡しながら応援しますよ」引退組は「んだ、んだ、仕事が大事だ。秋田の未来はあなたがたさ掛かってるんだ」と佐竹知事(秋田県知事)が聞いたら泣いて喜びそうな言葉だった。

私はとても生中継は見れないと思い2日夜いつもどおり11時過ぎには床につき、翌日3時過ぎにトイレに起き日本対ベルギー戦のサッカーが始まってることを思い出しテレビをつけ、結局は終わるまで観戦していた。

前半は多少ベルギーに押されぎみだったが、そこそこ日本代表選手の動きも良くポーランド戦のフラストレーションを引きずっている様子もなく、定評のあるベルギー代表選手を相手に冷静に戦い前半を0対0で折り返した。

後半に入り日本が原口、乾とゴールを決め2対0とリードした。

ベルギー相手に2点先取し、これは勝てると思ったのは私だけじゃなく大多数の日本代表選手サポーターが思ったことでしょう。

そのうち家内も起きて来て「何見てるの?、あっサッカー、日本どうなのー?」「後半で2対0」「あー、やっぱりベルギーに2点取られてるんだ」「いや違うよ、日本が2点入れて勝ってるんだよ」「うわー、すごいじゃないの、あー眠い、私また寝るわー」「おやすみ」。

しかし、ベルギー大表選手が二人交代したあと、水を得た魚のようにフェルトンゲン選手に1点返され、フェライニ選手に2点目を返され同点となった。

日本に残されたチャンスはPK戦があると思っていたら、相手ゴールに近い場所で相手選手のペナルティーによるフリーキックを得て勝ち越しのチャンス、これを逃すわけにはいかない。

日本もすでに選手交代し途中からプレーしている本田選手がキッカー、絶対ここで決めないとあとがない。

本田選手のシュートはゴールポストの左上へ流れ入るかと思っていったが、無念にも相手ゴールキーパーに阻まれた。

そのあと、コーナーキックも外れ相手ゴールキーパーにボールを取られ、素早いパス回しと走りに日本代表選手は翻弄され、あっという間に日本ゴール前にベルギー代表選手で一番強くて早くてうまいルカク選手がいた。

但し、今日の試合ではルカク選手のシュートが日本大表選手のマークでことごとく外れていた。

いままさにゴール前のルカク選手に相手選手のパスが届きルカク選手がシュートを蹴ると見せかけ、うしろにいたシャドリ選手にパスボールを譲りシャドリ選手が左コーナーへゴールを決めた。

アディショナルタイムに我を忘れず冷静にチームプレーに徹したルカク選手とシャドリ選手のコンビネーションに脱帽である。

私はサッカーも詳しく(詳しい種目なし)ないが、サッカーワールドカップに出場するゴールキーパーはゴールポスト内でシュートを防げる範囲と防げない範囲がほぼ同じではないかと思っている。(多少、身長やジャンプ力によって動ける範囲に違いはあるが、条件が同一なら大差なし)

また、日本代表選手が阻まれたペナルティーキックをポルトガルのロナウド選手が蹴っていたらどうだったろうか。(やっぱり阻まれていたでしょう)

最後に今回の日本代表選手のみなさんは間違いなく日本国民に夢と期待を与え、勝負は紙一重、最後まであきらめないことをあらためて教えてくれた。

また、ある人物が日本サッカー選手の今後の課題について「ずばり体格、日本人も体格には恵まれてきているが、世界に比べると残念ながらまだまだ劣っているのが現実である」と述べていた。

日本人はいろんな面で努力し世界のレベルに近づいてはいるが、トップクラスと肩を並べるまでには達していない。

大リーグの大谷選手のような恵まれた体格と脚力を持つ選手が2~3人いたら日本サッカー界も世界により一層存在感を示せるのではないでしょうか。


2018年7月4日      小濱 綱之