2018/07/04

(NO.1112) 食品安全委員会が「カフェインを知ろう」 岡 希太郎

大人たちから見ると、「カフェイン入りエナジードリンクはティーネイジャーの飲みもの」のようですが、とんでもない!

10代~40代までほぼ同じ比率で飲まれているそうです。

毎年夏になると、海や山の行楽地だけでなく、都会の夜の盛り場でも、エナジードリンクの飲み過ぎにアルコールが重なって、救急車のご厄介になるのです。

迷惑な話なのです。

カフェインが厄介なのは、コンビニ・コーヒー人気だけでなく、「おうちカフェ」と呼ばれる自家用のコーヒー消費量が急増してきたことにもありそうです。

1日コーヒー2杯で300ミリグラム、お茶1杯足して350、元気づけのドリンク剤で450、暑いからと水代わりのつもりのエナジードリンクで500になってしまいます。

さらに厄介なのは、夏風邪の気配だからと予防に飲んだかぜ薬で、遂に600ミリグラムとなりました。

何を言いたいかと言いますと、「カフェインは日常の至る所から侵入してくる」ということ。

「その現実を放っておけない」と遂に重い腰を持ち上げた・・・そんなお役所が「内閣府・食品安全委員会」です。

毎月1回、第3金曜日のFacebookで「カフェインを知ろう」とのページニュースの配信を始めました。

今月20日(金曜日)で3回目になりますが、食の安全に気を使っている人ならば、「何処かで見たような内容だな」と思いあたる初歩的知識で始まりました。

コーヒーにとって「カフェインは大事な存在」で、優れた薬効を持っている反面、飲み過ぎ摂り過ぎは危険信号。内閣府さん、たまには良いことやってくれます。

 

2018年7月4日   岡 希太郎