北欧3ヵ国(No.1)
先月22日から29日まで8日間に亘り成田空港から北欧3ヵ国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)へ旅行しました。
まずは出発3日前に添乗員から電話連絡があり、電話の声だけでは30代男性のバリバリと推測し出発当日成田空港の集合場所で対面したら旅行会社へ入社3年目の青年でした。
北欧へは何度か添乗員で経験しているようではあるが、なにしろ若い、青い、フレッシュと三拍子そろった未熟者(失礼)、我々夫婦だけではなく他のご夫婦も何かにつけ「若いねー!」と直接的な言葉による指摘は避けて「若い」と言う言葉でツアー参加者はお互い納得してしたが、添乗員本人は気付いていない様子だった。(旅を楽しくするも不快にするも添乗員次第だと分かっていても出発当日では諦めざるを得ない)
さて、今回の参加者は70代後半のご夫婦、前半のご夫婦2組、70歳前後のご夫婦、60代後半ご夫婦2組(我々も含め)そして66歳の一人旅男性の13名で出発、フィンエアーでヘルシンキ経由オスロに到着宿泊。
2日目はオスロ市内の国立美術館とフログネル公園を散策、昼食後バスの車窓から景色が素晴らしいハリング渓谷を眺めながら宿泊地のスタルハイムへ約400kmドライブ、北欧も日本同様最高気温が25°前後と30年ぶりの暑さが連日続いているとのこと。
スタルハイムの宿泊ホテルでは部屋から素晴らしい渓谷が眺められ北欧の自然が満喫できた。いまやどこへ行っても中国人観光客が「ワイワイ、ガヤガヤ」スタルハイムのホテルにも団体さんが大勢いた。(中国人も日本人を見て同じことを感じているのだろうか?)
3日目、世界最長・最深の雄大なソグネフィヨルドと世界遺産のネーロイフィヨルドを遊覧船で観光、前夜添乗員から遊覧船のデッキは寒いと聞いていたのでライトダウンを着こんで乗船したが、タイツを持ってこなかったので下半身が寒く私は風邪をひいてしまった。
遊覧船には隣国からの高齢者観光客が多かった。デッキで隣り合わせになった老夫婦はポーランドから訪れ、奥さんがアイルランドで買ったセーターが暖かいと自慢していた。
添乗員の話ではこのフィヨルドではたまにアザラシを見かけることができると説明していたが、我々が観光している時は一切それらしき動物は現れなかった。
我々のツアーには北欧2度目のご夫婦がいて「雪があったほうが奇麗だったわ」「でも寒かったでしょ!」「いいえ、船内から眺めていたから寒さはそれほど感じなかったわ」いろいろ各国を訪れているようだったので「ヨルダンのペトラ遺跡は行きました?」「いいえ、そんな危ないところと東南アジアには行きたくないの」「そうですよねー」・・・
今後の参考にいろんな観光地の情報を入手しようと思ったら、いろんな方がいることを改めて知らされた思いだった。
2018年6月4日 小濱 綱之