2012/05/07

(NO.498) 山梨の葡萄酒 - 日々井々

連休を利用し、勝沼へ。勝沼はいわずと知れた国産ワインの最大産地である山梨県の中でも中枢を担う場所である。目的がワインの試飲で、日帰りであることもあり、新宿よりJR特急へ乗り込む。下車駅は「勝沼ぶどう郷」駅で、「あずさ」や「かいじ」などの特急列車は原則止まらないのだが、土日限定で一部の特急が停車する。

そもそも筆者はワインというものに凝っているわけではない。つまり、普通に呑むのは好きであるが、何か特別なことや詳細を勉強して専門家になろうという気は更々ない。今回、当該産地を訪れた理由は、格好よくいえば「試飲」、つまり、呑み比べで色々なワインを少しづつ味わうためであり、何か勉強しようとか、ましてや何か研究テーマがあるためではない。単純にワイン好きというレベルは超えない。

ところで「勝沼ぶどう郷」駅は、ぶどうだけではない。筆者のような「テツ」の興味をそそるものが複数ある。つまり、国鉄時代のトンネルならびに電気機関車とプラットホームである。筆者は特にプラットホームが気に入った。何十年という風雪を耐え、数多くの旅人を見送り、ただのコンクリートのはずなのに愛着が湧いてきてしまう。公園として保存されており、今後も末永く未 来へ伝えて欲しいものだ。その他、中央本線や列車について記述したいことが数多くあるが、ここでは割愛する。

勝沼で訪れた場所は、有名な勝沼ぶどうの丘である。前述したとおり、山梨県産の多くのワインが試飲可能であり、まあ平たく言い換えると「呑み放題」とも言える。とはいえ、試飲場所=地下ワインカーヴにおいて、食事(つまみも)や喫煙は禁止されており、呑んべえの聖地という場所ではないのでご注意。食事は別途、レストランなどがあります。

ワインスクールに通う奥さんにつきあって来た場所であるが、非常に面白く、また来てみたいところという印象。飯は美味いし、変なワインはないし、うるさい子供はいない(子供がきらいというわけではない、大人だけの静かな場所だという意味)。ド素人ながらワインは奥が深いなあと思った次第。

海外のものを海外のマスター以上にうまく作ってしまう日本人の歴史に改めて敬服。ただ、最近はワインのように海外発で日本人を本当に驚かすものが少ないような気がする。もしかしたら日本人が注意深くアンテナを張らなくなっただけなのかもしれない。であれば問題だ。

 

平成24年5月7日(月)   日々井々