この土曜日に浅草にある平成中村座へ行った。 恥ずかしながら、この年にして初歌舞伎である。 テレビや書物で多少の知識がある程度で、多いに興味があるわけではなく、奥さんに誘われるがままというのが正直な動機である。
会場へ入る。 何だか大相撲を見に両国国技館に来たような売店(茶店)の感じ。 更に建物へ入ると場内は土足禁止になっている。我々日本人には違和感ないが、西洋人やブーツの女子(ジーンズにブーツの女子多し・・・しょせん大衆演劇か)は嫌がる仕様である。 場内席は座敷形式があるが、多くは椅子席となっており、これは受け入れられやすいであろう。日本人と言えども年寄りに長時間のアグラ(正座)はきついはず。
問題は席の大きさで、我々の目の前のオランダ人(ごたぶんに漏れず大男)は見ていてかわいそうであった。本当に狭いのだ。しかも上着を預けるクロークもない。 昔の芝居小屋を再現したらしいが、筆者はそんなものを求めていないため、非常に不便であった。逆に「求めている」方々は、そんな不便さに惹かれるのかもしれない。
幕間を含めた約4時間はあっと言う間であった。 入場前、我日本人なり、で、えいや、で、音声ガイドを取らずに鑑賞開始。 字幕はないが、オペラと異なり、内容は殆ど理解できたではないか。 本稿で内容については述べないが、伝統芸能というものを真面目に勉強したくなった。 また、シャレの効いたセリフ、イリュージョンばりの早着替えなど娯楽要素も多し。
リピーターとなる日も近そう。今度は歌舞伎座だ。
平成24年1月23日 日々井々