マザー・グース農園を後にし、続いて向かった先はマナゴ・ホテル。このホテルは創業1917年ですからオープンしてほぼ1世紀。昔と殆んど変らないそうです。このホテルに来た理由は昼食。ここのポークチョップは有名でホテル同様、昔も今も変らないそうです。付け合せもいたってシンプルです。非常に美味しゅうございました。どこか懐かしいノスタルジックなお味でございました。ただ量は日本的ではなくアメリカ的でした。
昼食後はグリーンウェル農園へ。連日のグリーンウェル農園ですが今回は農園内ではなく、農園に隣接するグリーンウェルストアを見学。このグリーンウェルストアはいわゆる雑貨屋で1875年に建てられました。ただ現在のお店は復元された建物でもともとはすぐ隣に建っていました。今は崩れた石壁が残っています。お店の復元には創業当時に使われた木材を再利用していますがこの木材はアメリカ北西部オレゴン州から運ばれた物で、大型船では海岸に接岸出来ないため海上でバラして小型船で陸まで引っ張って来たそうです。その際に持ち主がわかるようにそれぞれの木にイニシャルが書き込まれました。グリーンウェルストアに使われた木材にはH.N.G(ヘンリー・ニコラス・グリーンウェル:Henry Nicholas Greenwell)と入っています。何かアンティークのめぼしい物が売ってないか物色しましたが、実際に営業しているわけではなく、あくまでも資料館だそうです。
グリーンウェルストアと道を挟んだ場所には記念碑が建っています。これはヘンリー・ニコラス・グリーンウェル氏の息子ウィリアム・ヘンリー・グリーンウェル氏(現農園主トムのお祖父さん)が1927年に亡くなられた時、日系移民の方達がウィリアムの死を悼んで建てられたものです。前述の内田農園しかり、記念碑に名前の刻まれた方々しかり、グリーンウェル農園にお世話になった人は結構たくさんいらっしゃいます。ハワイに来るまではあまり感じませんでしたがハワイコナと日本人のツナガリと言うのはこれほど密接なものだとは思ってもいませんでした。やはり百聞は一見にしかずです。