2010/09/27

グァテマラ農園視察ツアー その⑯

9月6日。本日はウエウエテナンゴ地方へ行けない為、予定を前倒しし、ニューオリエンテ地方のプラン・デル・グアヤボ農園を視察。朝9時にホテルを出発し、約3時間で到着の予定です。これまでのパディージャ氏のメルセデス・ベンツから今回は人数も増えた為、ミニバンで移動です。グァテマラ・シティでは雨がポツポツと降り、前途多難な感じがしましたが、シティを離れるにつれ空は快晴へと変わって行きました。どうもグァテマラ・シティよりも東へ行けば行くほどグァテマラ政府の出した非常事態宣言とはかけ離れていくような感じです。

11時半頃、トイレ休憩を取ろうとゴンザロに言うとパディージャと二人で、もう30分位我慢出来ないかとの質問。出来ないと答え、事を済ませると当然あと30分位で到着すると思っていました。しかし、到着したのはその2時間後。この辺りからゴンザロとパディージャの中米チームと我々日本人チームの時間の感覚が徐々にかけ離れて行きました。

結局、農園主ベンジャミン・ドナド氏の自宅のある町、クエスタ・デル・グアヤボに着いたのは午後2時過ぎ。町の入り口の看板には何故か人口も記載されています。男性1012名、女性995名の計2007名だそうです。ただ、いつの話かは不明です。我々の到着後、食事を準備して頂き、準備している間に家の周りにあるベネフィシオを見学。使っているのか、使っていないのか分からないような非常にコジンマリとしたベネフィシオです。この程度の規模で賄えるのかと思いましたが、現在すぐ横に新しいベネフィシオを建設中でした。それでもあまり規模は大きくないようです。ナースリーも敷地内にあります。1990年に28ヘクタールの農園から始め、現在は72ヘクタールにまで拡大。当初はカツアイのみを栽培していましたが現在は品種も増え、カツアイの他にカチモール、パカマラ(現地ではマラパカとも言うらしい)を栽培しています。

遅いお昼御飯はドナド氏の奥さんの手料理を頂きました。非常に美味しく、他の日本のお客さんにも大好評でした。

食後、農園に向かいました。農園はドナド氏の自宅から見える山の中腹です。見た目、結構遠そうです。