翌朝サンホセのホテルを出発したのは朝の4時。次に向かうはエル・サルバドルなので飛行機はもちろん国際線。朝6時半発のフライトと言う事は2時間前のチェックインでと考えるとこんな時間になってしまいました。寝過ごして遅刻したらマズイので一睡もしませんでした。空港や機内で寝れますから少々の辛抱です。
サンホセからエル・サルバドルの首都サン・サルバドルまでは飛行機で1時間。バスの移動に比べればアッと言う間です。一旦ホテルにチェックインしてから出発。これから向かう農園も実は弊社の扱っている農園ではありません。他社さんのです。よってここでも農園名は伏せさせて頂きます。
農園へは車で約2時間。農園の標高は1,200~1,300m。サン・ビセンテ火山の中腹にあります。ベネフィシオ(精製所)は火山の麓にあります。まずはベネフィシオを見学。これまで見たベネフィシオに比べ規模が大きい。それもそのはず、この農園のオーナーはエル・サルバドルの元大統領の親族。いわゆるエル・サルバドル国内では名門、名家です。 コーヒー以外にも綿花や種苗関連もやっており国内ではかなりの大企業です。
このベネフィシオにもミューシレージ・リムーバーがありますが機械が大きい分、ばらし易いのか分解してミューシレージ(ヌメリ)が除去される仕組みを教えて頂きました。まずパルピングされたパーチメントは筒の下の方に入ります。次に螺旋部分を通って下から上に押し上げられます。上に押し上げられつつパーチメン同士擦れ合い、遠心力でヌメリが網の外に飛ばされます。除去されたパーチメントは上に上がり、ヌメリは下に落ちる仕組みになっています。良く出来ています。
テンガロンハットにサングラスのおじさんはこのベネフィシオでパーチメントを乾燥させてこの道ウン十年です。パーチメントを握り締めただけで乾燥具合が判るそうです。なかなか決まってます。
こちらのナースリーにはパカマラの他にも数種類栽培しています。面白いのはその栽培方法。非常に合理的というか効率的というかグッドアイデアです。ケースは使い回しができます。細めの穴をグッと掘って、ズボッと差し込めば終了。苗を持っているのがこの農園のオーナーです。元エル・サルバドル大統領の親族です。