ウィリアム氏の農園を見学した後はクリフトン・マウント農園へ。この農園はウィリアム氏の農園に隣接しています。敷地は約120エーカー、標高は1,400m前後。ブルー・マウンテン・エリアの中でももっとも古い農園で創業は1750年頃。また標高も1番高い位置にあり、故に収穫は1番最後の方。標高の低い所は通常3月頃に収穫が終りますが、クリフトン・マウント農園は3月頃から収穫が始まります。ちなみのこのクリフトン・マウント農園はKコーヒーさん用に弊社が買い付けています。
敷地内にあるウェット・ミルにチェリーが届いたのでパルピングの仕方をデモンストレーションして貰いました。このミルはブラジル・ピニャレンセ社製でアクア・パルパー(ミューシレージ・リムーバー)が付いており、少量の水でパルピング後、一気にヌメリを取る事ができます。こうすることで発酵槽に浸けてヌメリを取る必要がなく、品質を一定に保つ事が出来ます。しかも水をあまり使わない為、とてもエコです。同じ様なウェット・ミルはブルー・マウンテン・エリア内に6ヶ所あります。ここのウェット・ミルは比較的新しく4年前に設置されたそうです。持ち込まれるチェリーはボックス単位で計算されます。因みに木製のボックス擦り切れ1杯でチェリー約27.2kgと計算されます。そのチェリーをパルピングするとウェット・パーチメントの状態で約13kgになります。ウェットをドライ・パーチメントにすると約5.5kgになり、さらに脱穀すると生豆の状態で約4.5kgになります。よって約27.2kgのチェリーからは約4.5kg位の生豆ができると言う計算になります。
ここではウェット・パーチメントまでの処理を行います。パルピングし、ヌメリを取った後はキングストンのダウンタウンにあるBMCP(Blue Mountain Coffee Processers)に持ち込まれ、そこで乾燥されます。このBMCPには後日視察に行きます。
この日はジャマイカのTV局が日本人の団体さんがやって来たということで取材撮影をしていました。実は私、インタビューを撮られたのですが、その後どうなったんだろ?没だったのかな?