2010/03/04

東日本コーヒー商工組合 in Jamaica その4

翌朝は8時前にホテルを出発し、いよいよブルー・マウンテンへ。途中あのウサイン・ボルト(ジャマイカではユーセイン・ボルトと言います)が練習し ているジャマイカ工科大の前を通り、ジャマイカ国防軍(日本の自衛隊と同じ)のあるニューキャッスルへ到着。ここで車を乗り換えます。ニューキャッスルは キングストンの町並みが見下ろせる高台にあります。ここは軍の訓練所でここで訓練を終えてから各地へ配属されます。その昔は暑い低地にあったそうですが、 マラリア等が蔓延した為、涼しい高台に移転したそうです。

車を乗り換え約20分程で中規模農家のバジル・ウィリアム氏の農園に到着。この辺りは標高1,100m前後。敷地は約3.5エーカー。ブルー・マウンテンには大中小合わせて約7000人の農家がおり、その80%以上は敷地が1.5エーカー以下の農家です。 品種は90%以上がティピカ、若干ハイブリッドがあるそうです。ウィリアム氏に植樹する所を見せて頂きました。堆肥にはパルピング後の果肉をミミズが処理した物を使用しています。エコですね。因みに今回、あちこちで日本語表記の看板が見受けられました。ジャマイカ側の歓待振りが伺えます。

ウィリアム氏の農園からはブルー・マウンテン山脈の最高峰ブルー・マウンテン・ピークをみる事が出来ました。ブルー・マウンテン山脈は地形学上から見ても珍しいくらいの急勾配で、この勾配が水捌けを良くしコーヒーの栽培に非常に適していると言われています。その昔、海底から隆起して出来た為、土壌は弱アルカリ性で他の農産物でもブルー・マウンテン・エリアで栽培された物は甘味が強いそうです。年間の降水量は1,800~2,000㎜ですが同じエリア内でも北側と南側では気候が違い、北側は雨が比較的多くウェット、南は少なくドライだそうです。因みに我々が見学した農園はブルー・マウンテン・エリアの南側になります。

バナナを頭に載せて歩いている人がいました。右手にマシェット(鉈)、口にはガンジャ(大麻)です。いわゆる、典型的田舎の農家です。田舎ではこのマシェットが財布代わりです。お腹が減ればマシェット使って果物取ればいいんですから。