2009/07/06

ザ・ミュンヒ(1)

ケニア人2名を関空へ送りがてら、久しぶりに関西へ出向いたので、大阪の超個性的なお店「ザ・ミュンヒ」さんへお邪魔してきました。店内には店名となったドイツの名車「ミュンヒ」が鎮座してます。大型二輪の免許を持っていれば乗ってみたいバイクです。とりあえず、ミュンヒさん独自の創作抽出コーヒー、スパルタンNO.3(酸味の甘み)を注文。1キロの豆から100ccだけ抽出する超濃縮コーヒーエキスです。一客20万円もする古伊万里の器でいただきました。酸味と甘みがバッチリ出ていて美味いですが、チェイサーがないと飲みきれません。「せっかく来はったんやさかい、コレ飲ましたげるわー」と言って、ゴソゴソと取り出してきたのが、テレビで観たことがある一杯5万円の10年樽熟成コーヒー。さすがに残りが少ないということで、ひと匙いただきました。これでも1000円ぐらいするそうです。樽からにじみ出る樹液と濃縮コーヒーが混ざり合ってドロっとしています。コレはもうコーヒーというよりプルーンジャムのようでした。さらに見せていただいたのは、中原中也のサイン入り初版本(落札価格200万円)とマイセンのビンテージカップ(市場価格500-1000万円)。

マイセン磁器の図鑑には次のように書かれています。

染付金彩花鳥文カップ&ソーサー (1730-1740年頃)

こちらは把手のないティー・ボウルである。よく見ると、金彩で塗りつぶした面には、さらに細かな濃淡を用いて、繊細な線描で草花を描き、日本の金泥障壁画のような重厚な趣さえある。また、保存が良かったためか、金の輝きは一段と鮮やかで製作当時の華やかさを失わない。器形・文様ともまったく東洋に由来しながら、やや青ざめた白磁の白、深く滲んだ染付けの藍色、そして金の輝きが織り成すハーモニーは、まさにマイセン独自の世界である。

 

マイセンのビンテージ、中原中也のサイン入り初版本、ミュンヒのバイク。これだけで多分家が一軒買えるでしょう。すごいですねえ。いろいろと話していたら、2時間があっという間に過ぎました。個人的には大好きです、こういう超個性的なお店。