2008/10/07

マウイ・グロウン・コーヒー

マウイ・グロウン・コーヒーのオーナー、ジェームス・キモ・ファルコナー。彼と初めて会ったのは2001年8月、ハワイ州(オアフ、ハワイ、マウイ、カウアイ、モロカイ)の各コーヒー生産者が、「日本・ハワイ・コーヒー協会」設立記念パーティーで来日した時です。そのときはあまりコーヒーの品種について気にかけていなかったので、「へえー、ハワイにモカ種というのがあるのかー」といった感じでした。試飲をした時は、フレーバーコーヒーじゃあないの?というくらいチョコレートフレーバーが強かったのを覚えてます。そして時は流れ2005年。だんだんレアモノに目覚めてきて、「そー言えば、マウイ島にモカがあったなあー」ということで、コナのついでにマウイ島に立ち寄ってみました。その時に飲んだマウイモカ・ナチュラルは強烈なモカ・フレーバーが有って一発で買いを決めました。

ところで、

このカアナパリ・エステート、もともとはパイオニア・ミル・シュガー・カンパニーという砂糖会社のサトウキビ畑でした。そこをサトウキビ以外の代替作物としてコーヒー栽培を始めたわけです。1988年から2001年までの13年間はパイオニア・ミル社が運営をしてましたが、2001年コーヒー事業を閉鎖すると、ジェームスは独立して、コーヒー事業だけを引き継ぎ、現在に至ります。現在の農園面積は500エーカー、4種類の品種が栽培されています。イエローカツーラ(1000袋の生産量)、レッドカツアイ(600袋)、モカ(200袋)、ティピカ(100袋)。08/09クロップは、モカのほかの3種類も買おうかと考えています。