ボラベン高原の9つの村の生産者が作るティピカ。
<ラオスコーヒーの歴史>
ラオスにコーヒーが初めて持ち込まれたのはフランス植民地時代の1915年でしたが枯れてしまい失敗。2年後の1917年にサイゴンの植物園からアラビカとロブスタの種を持ってきて、ボラベン高原北部のターテン村に植えました。管理ができず、また失敗。結局フランス人がコーヒーの収穫に成功したのは1930年代に入ってからになります。ピーク時には年間5000トンが収穫されていたそうです。しかし、1949年の大霜害とサビ病で大打撃を受け、生産量は1500トン以下にまで落ち込んでしまいました。そこで農民たちはアラビカからロブスタへ植え替えていきました。生産量は回復し、7000トンまでいきましたが、今度は内戦の影響で3000トンに落ち込みました。その後、政府援助により生産量は20000トン近くまで持ち直しています。その80%はロブスタですが、近年フランスの開発援助機構(AFD),イギリスの民間支援団体(OXFAM)により、ロブスタより高く売れるアラビカの比率を高くする指導が行われています。
今回の豆は、オックスファムが支援する小規模コーヒー生産者支援プロジェクトに参加している各村(カトアット村、ホイトイ村、ラックハ村、タートサメック村、プーオイ村、プーマッコー村、ノーンルアン村、セタポン村、ノンヤトゥン村)の生産者のコーヒーです。
品名 | ボラベン・ハイランド |
生産国 | ラオス |
地域 | 南部チャンパサック県ボラベン高原 |
生産者 | ボラベン高原のカトゥアット村の生産者 |
クロップ | 2008/2009 |
規格 | N/A |
欠点規格 | N/A |
スクリーン | スクリーン15アップ |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高1,000-1,300メートル、火山性土壌、 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 4月-5月 |
収穫時期 | 10月-2月 |
船積時期 | 2009年4月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー |