ニカラグアのジャバ種、いわゆるジャバニカと呼ばれている。今回のロットはノーマルなフルウォッシュ。
ニカラグアのジャバニカと呼ばれる品種の大元は、エチオピア品種のアビシニアが19世紀初頭、オランダ人によってジャワ島に持ち込まれたもの。カメルーンのジャバは、インドネシアのジャワ島で栽培されていた品種がヨーロッパにもたらされ、ドイツ人宣教師によって1913年にカメルーン持ち込まれた品種。それが1991年にコスタリカで栽培が始められ、中米に広がっていった。これが今のジャバニカ。エチオピアからジャワへ。ジャワからヨーロッパ経由でカメルーンへ。そしてコスタリカからニカラグアへ。品種のロングジャーニー。
エルボスケ農園はぺラルタコーヒーが経営している農園。農園面積は42ヘクタール(東京ドーム9個分)。今回のロットはオルテス区画から収穫後、48時間発酵を行い、フルウォッシュで仕上げたロット。クリーンで明るい酸味、紅茶やレモンのようなカップ。
品名 | エルボスケ ジャバニカ フルウォッシュ |
生産国 | ニカラグア |
地域 | ヌエバセゴビア県サンフェルナンド市バユンクン |
生産者 | オクタビオ・ぺラルタ |
クロップ | 2021/2022 |
規格 | SHG, EP |
欠点規格 | 6/300g |
スクリーン | スクリーン16アップ |
木の品種 | ジャバ |
その他 | 標高1250-1560メートル、年間降水量1500ミリ、年間気温18-23℃、砂性土壌、農園面積42ヘクタール、栽培区画オルテス |
精製方法 | フルウォッシュド、48時間発酵 |
開花時期 | 2021年2月-3月 |
収穫時期 | 2021年10月–2022年3月 |
船積時期 | 2022年6月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 017/345/22015D |