ドール・フードが運営するコーヒー農園。ノースショアなピーベリー。
1996年に閉鎖されるまで、およそ100年にわたって、オアフ島北西部ノースショア地区ワイアルアにあるワイアルアシュガーカンパニーはハワイ州最大のサトウキビ農園を運営していた。ここは、1901年にジェームス・ドールが創業したパイナップル農園発祥の地である。当時、日本、中国、韓国、フィリピン、ポルトガルから多くの移民家族がオアフ島にやってきて、ドール農園に住み込みで働き、子供を育て上げ、ハワイを自分の故郷としたものである。
1990年代半ばになると、農業のグローバル化が進むにつれて、経済環境の多様化が一気に加速。1996年にはサトウキビ農園を閉鎖せざるを得なくなった。特徴的で高品質なハワイ生産物を求める消費者需要はどんどん増加し、新しい農産物を販売するローカルマーケットは拡大。働き口を失くした労働者たちのために、ドールは農産物の多様化プロジェクトを始めることにした。そこで選ばれた農産物が新興市場向けのパパイヤ、マンゴ、コーヒー、カカオである。
ドールフードの会長であったデヴィッド・マードックは、健康によく抗酸化作用のあるコーヒーとカカオに着目。ワイアルアコーヒー&カカオ農園は、健康で滋養のある食品を提供を社是とし、農業の多様化を目指し、絶え間ない努力を続けている。
ワイアルアコーヒー&カカオ農園は、サーフポイントとして有名なノースショアを見渡せるワイアルア台地にあるサトウキビ畑を転換した土地にある。オアフ島はワイアナエ火山とコオラウ火山という2つの楯状火山で構成されていて、ワイアルア農園はこれら二つの山脈の境界に位置している。
155エーカーのコーヒー農園は、海辺の町ハレイワを望む標高300メートルにある。一方、カカオ農園はワイアルアの町のそばを流れるカウコナフア川の川岸にある。北緯21度に位置し、年間平均気温25度、平均降雨量20ミリという温暖な自然環境にある。
コーヒーとカカオの収穫シーズンが6ヶ月相前後しているため、農園で働く従業員は一年と通じてフルタイムで働くことが出来ている。
品名 | オアフ プライムピーベリー |
生産国 | ハワイ |
地域 | オアフ島ノースショア |
生産者 | ワイアルア農園 by ドール・フード・カンパニー |
クロップ | 2018/2019 |
規格 | オアフ プライム |
欠点規格 | 欠点15%以内 |
スクリーン | スクリーン13/14 |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高200-220メートル、農園面積155エーカー、生産量1000-1200袋、 機械収穫 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 2018年3-4月 |
収穫時期 | 2018年11月-2019年2月 |
船積時期 | 2019年6月空輸 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 1907104 |